ウワノキカクのキカクメモ

Uwano Takao 広告会社でのストラテジックプランナーの経験を経て、2016年夏に独立。より人の心を動かし、多くの人に届くマーケティングコンセプトの企画と事業のコンサルティングを行う「ウワノキカク」にて事業を展開しています。傍ら、教育関係者の支援事業を行う一般社団法人コアプラスの理事を務める。人を想い、社会のための情熱で行動する人の思いを、事業として継続的に成り立つカタチに変えていくことをお手伝いしています。

「成果」のコントロール

着実に成果を上げ続けるためには、必要な行動を起こすということはもちろんですが、その仕組みを押さえながら常に自分でリフレクションを繰り返すことが必要です。

 

特に「努力の割に成果がでていないのでは」と感じるときは、自分の直近の努力の中身を振り返り、「欠けていたところはないか」「伸び悩んでいる因子はどれか」を自分なりに分析をすることで、自分の努力の方向を常に判断することができるようになります。

 

成果を生み出すには、「思考」と「行動」が必要なのは言うまではありません。

より厳密に言えば、思考単体で成果を生むことがないことを思えば、行動が成果に直結している要素で、思考はその補助的な要素でしかありません。

 

ただし、思考の質量が行動の質を大きく左右するので、数式的に考えると

 

  成果 = 思考 ✕ 行動

 

と考えることができます。

 

思考の質量を高めることで行動の質を高め、質の高い行動の量をしっかりと積み重ねていくということが、何をおいても必要です。

 

 

では、「思考」の質量を高めるためにはどうすればよいのでしょうか。

 

「思考」とは、「自問自答」の形式で現れる内的な活動です。

自分の中である問いを立て、自分なりにその仮説的な解を見つけ出すことの繰り返しによって質量が高まります。

 

ポイントは、答えを見つける作業は意識的にも無意識的にも行われるということです。

 

意識的に答えを探るのは、テストで問題の答えを導きだすような作業です。

しかし、それだけではなく、思考には無意識のレベルで継続的に解を探し続け、ある時ふと「これだ!」と思うものが見つかるということもあります。

これは、問いに対して答えがない状態が生じていると、脳が無意識を使ってその答えを探しつづけるという働きをすることから生じる結果です。

 

人間の意識的な思考には限界があるので、意識と無意識の両方を使いながら思考することが重要です。

そしてそのためには、「無意識に考えさせておくための問い」を持っておくことが重要になります。

日々の生活の中で、無意識に任せたい問いを繰り返し目にするように配置しておくことで、徐々に無意識が思考をはじめるので、上手に取り入れながら思考の質量を高めることが有効です。

 

 

一方、「行動」の質量を高めるためのポイントは、「挑戦」と「対話」です。

 

「挑戦」とは、それまでの行動パターンや思考のパターンとは異なる、新しいやり方に取り組むことです。

自分の行動パターンを常に把握し、いかにそこから逸脱できるか。

しかし当然ながら、ただ逸脱すれば良いというものではありませんので、自分がどの様に挑戦すべきかは常に思考のレベルで探りながら判断していきます。

 

そうして行動の質量を高めるプロセスの中に、「対話」を取り入れることが非常に重要です。

自分との対話でも十分に価値がありますが、やはり信頼・尊敬できる人間との対話を通じたフィードバックが最も効果が高いです。

客観的な評価とアドバイスを貰うことを通じて、自身の行動の質を高めていきます。

 

 

思考と行動の質量を高めることで成果が生まれますが、必ずしもその思考と行動の質量と成果が一致するわけではありません。

人間が生じさせることができる成果には上限があり、それはその人の「心理」の働きによって決定されます

 

その要素の主たる要因の一つは、「セルフイメージ」です。

セルフイメージが低い人は、どれだけ成果を拡大させるチャンスが舞い込んで来ても、受け取ることができません

いかにセルフイメージを成果を受け取れる状態にまで高めるかを意識する必要があります。

 

また、自分の実現しようとしている「ゴールイメージ」が低いと、それ以上の努力を積み重ねていても受け取ることができなくなります

自分が実現したいと考えているゴールは常に高く掲げ、努力に見合う成果が現実のものになるようにコントロールすることが大切です。

 

 

こうした、「成果」に関する「思考」「行動」「心理」の一連の働きを整理したのが次のスライドです。

 

 <成果を生み出す3要素>

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この3つの要素の関係式と検討フレームをもって、自分が立ち止まってしまっているのは一体どの要素なのかをコントロールしていきましょう。