読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ウワノキカクのキカクメモ

Uwano Takao 広告会社でのストラテジックプランナーの経験を経て、2016年夏に独立。より人の心を動かし、多くの人に届くマーケティングコンセプトの企画と事業のコンサルティングを行う「ウワノキカク」にて事業を展開する傍ら、教育関係者の支援事業を行う非営利型一般社団法人コアプラスの理事を務める。人を想い、社会のための情熱で行動する人の思いを「マーケティングコンセプト」として形にし、必要とする人に届け、また、事業者は社会や人に貢献しながら生きていける生活を成り立たせることに伴走する。

アイデアがつまらなくなってしまう本質的な理由

新しい企画を生み出そうと躍起になって考えても、平凡なアイデアしか思い浮かばない。

 

その理由には様々な理由が考えられますが、最も本質的な理由は「課題を矮小化しているから」です。

自分が取り組んでいること、今から新しいアイデアを生み出さねばならないテーマについて、「それについて考える『意義』を、自分はどの様に捉えているのだろうか」と自分の心に問うていく作業が、具体的なアイデアを生み出す前に必要です。

 

よくある例ですが、みなさんご存知のイソップ寓話の1つに「3人のレンガ職人」という話があります。

詳細は省きますが、同じ「レンガを積む」という作業をしている人間でも、「何をしているのか」と尋ねたときの答え方は人によって様々です。

 

 ①レンガ積みをしているんだ。

 ②大きな壁を作っているんだ。

 ③歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。

 

もちろん、この中でもっともモチベーションと幸福度が高いのは③の人です。

 

これはよくビジネス文脈でスタッフのモチベーションを高めるための課題設定の話として引用されますが、アイデア発想でも似たようなことがいえます。

 

それはすなわち、「アイデアは、課題を超えない。」という命題です。

 

いいアイデアを発想しようと思ったら、自分が取り組んでいるそのテーマの社会的な意義や本質的な意味合いを自分なりに考え、理解し、周囲に伝える必要があります

 

これは式にすると非常にシンプルです。

 

   Is ≧ Id

    Is=Issue(課題)

    Id=Idea(アイデア

 

この式を常に頭の中におきながら、自分の発想が小さな範囲にとどまっていないかを常に検証する必要があります。

 

f:id:amsoat:20160614112112p:plain

 

 上の図の通り、課題を矮小化して捉えてしまうと、小さく月並みなアイデア(=Small Idea)しかうまれません。

課題を大きく捉え、意義のあるものだと自分なりに考えぬくことができて初めて、魅力的なアイデア(=Excellent Idea)が生まれます

 

このアイデア発想の最も本質的な部分を前提に、いかにいいアイデアを生み出していくのかを考えていきましょう。